ドンパン節の里・中仙から 秋田のお米と野菜を食卓へ
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仙北こまちの会 契約指定生産者のご紹介
 
「消費者に喜ばれる農産物を提供する」という会の考えに共鳴した生産者の方々が、今までの「生産するだけ」から「消費者の評価を意識した栽培・提供」
へと意識を大きく変革させ、それぞれの得意分野を活かした農業を続けています。
生産者の中から、今回は4人の方にお話を伺いました。  インタビュー 菊地 修(菊地総合事務所)
 

「特別栽培米あきたこまち/野菜・山菜・ツマ生産者」高川博さん「消費者の安全ニーズと時代の流れが特別栽培米の生産を決めた

地元で米と野菜を生産している高川さん。
仙北こまちの会では、特別栽培米生産者グループの会長を務めています。
それまでの一般栽培から特別栽培に切り替えたのは10年ほど前。
食品の産地や栽培履歴の偽装が世間を騒がせたときで、「消費者の皆さんの不安は身にしみてよくわかり、
米作りのあり方について真剣に考える契機になりました」と高川さんは当時を振り返ります。
もちろんそれまでも国のガイドラインや肥料・農薬の使用基準は厳守していた高川さんでしたが、「これからは、
もっと安心できる安全なお米を消費者が求める時代が来るに違いない」と考え、有機肥料を中心とした特別栽培に
切り替えることにしたそうです。
「化学肥料や農薬の使用は一般栽培のおおよそ半分ですから、消費者の安全・安心へのニーズに応えられる」と
確信しスタートしましたが、化学肥料・農薬を最小限に抑えた栽培方法はそれまでと比べて多くの労力が必要な
ほか収量も落ちる結果に。
「それでも、あきたこまちを信じてくださる消費者のためにはやらなきゃいかん!」と、特別栽培への思いが揺らぐ
ことはなかったそうです。
高川さんのあきたこまちは安全性が高いばかりではなく、食味も高いことが各種検査によって証明されている逸品。
生産者として消費者に果たすべき責任を常に意識して、高品質のあきたこまちを生産し続けています。
「特別栽培は、昔の米作りに戻っただけ。楽をしてばかりでは良い米はできませんね」と高川さん。
化学肥料・農薬に頼り切っていた米作りを否定し、あくまでも消費者のニーズを第一に、正直な米作りを進めています。
 

 

「あきたこまち/野菜生産者」伝農清治さん「お米も野菜も喜ばれる決め手は『土づくり』にある」

4.3haの田んぼであきたこまちを生産している伝農さん。
生産者としてのポリシーを「消費者に満足していただくに高い安全性に配慮することはもちろん、何よりも『味』に対する
ニーズに応えること」と考えています。
伝農さんのお米は食味の高さに定評があり、その秘訣を「私の代まで続けてきた『土づくり』の結果でしょうか…」と
話します。
農作物が強く美味しく育つ土。「その土づくりで作物の良否が決まると言っても過言ではありません」と言うほど、
田んぼや畑の土はポイントとなっているようです。伝農さんは、減反政策をきっかけに「お米づくりだけでは生きて
いけない」と野菜の生産もスタートし、5年ほど前からは、地元のショッピングセンターなどの一角で産直品の販売にも
参入し、キャベツ・白菜・レタス・トウモロコシ・里芋など季節の野菜を一日も絶やさずに出荷販売しています。
「消費者ニーズは、新鮮さは言うまでもなく、安全性と美味しさについても高くなっています。
産直は買ってくださる方の評価が直接伝わってくるので、私たちも常に勉強になります」と伝農さん。
「良いものを出している自信がありますから、クレームはありません」と強く言い切る様子には信頼感があります。
農業の面白さは? 「誰からも束縛されずに、自分の計画にしたがって仕事ができるところ。
まさに自由人であるところですね」。
それでも、結果が良くても悪くても自分自身に跳ね返ってくるリスクもあるでしょうが…。
「だから、仕事に手抜きはありません。
いつも真剣勝負です」というお話に、これからの農業のあるべき姿を感じました。
 

「あきたこまち/果物・野菜生産者」佐々木重美さん「『良いものしか出さない』を信条に多角的な農業の可能性に挑戦」

「これからの農業は、自分のように『変わった百姓』が求められる」と話すのは、地元に自分の農園を持ち、お米を
中心にさくらんぼ・じゅんさい・うど・たらのめ・ブルーベリー・アケビ・舞茸など多彩な農産物を生産している
佐々木重美さんです。
「お客様に満足してもらえる農産物でなければ売れるはずがない」と、消費者と時代のニーズに常に敏感に感じ
取ろうという姿勢が強く感じられます。
米作りは田んぼの土の良し悪しが大きく影響すると言われますが、佐々木さんの田んぼは「荒れ放題の雑木林を
開墾して土から丁寧に作ってきました」といい、「おかげさまで、お米の味には高い評価をいただいています」。
佐々木さんの農業にかけるモットーは、「とにかくいろんなことにチャレンジしてみること。やってダメならすぐに撤退
する勇気も大切」。現在、数多くの農産物を生産し続けている佐々木さんですが、「米も果物も野菜も、これまでに
失敗はなかったですね」と話します。
佐々木さんの多角的な品目生産は、やはり減反政策がきっかけだったそうで、「米は大切だが、生きていくために他の
品目にも挑戦する必要がありました」。
佐々木さんのどんな品目栽培にも共通する思いが、「お客様が満足できる『良いもの』だけを市場に出す」という高い
意識のようです。一昨年から収穫が始まったさくらんぼの木は60本ほど。
「作付から7~8年かけてやっとさくらんぼが取れ出しました」と振り返ります。
さくらんぼの本場とは言えなかった地元の西仙北地区で、「ここでも美味しいさくらんぼが買えると思っていただくこと
が大事ですね」。お米のための徹底的な土づくりの技術が、さくらんぼなど他の果物や野菜づくりにも生かされており、
「良い土には、どんな品目でも優れたものが育ちます」。
農業の今後については「後継者確保が一番。そのためには百姓どうしがお互いの良い面を学び合える勉強会の開催
など、農家のイメージを根底から変えていく必要があると思います。
農業の面白さをもっともっと伝えていきたいですね」。

「いまさらとまと/花苗・野菜苗生産者」菅原喜春さん「農産物も人と同じ、適度な厳しさをもって育てることが必要」

仙北こまちの会トマト部会のチームリーダーを務める菅原喜春さん。
農業との関わりは「花」の生産からでした。
お米中心の秋田県農業の中で敢えて米ではなく花を選んだのは、「花が伸びる可能性を感じたからです」。
農産品市場への菅原さんの感覚は常に敏感で、時代のニーズを的確に先取りしてきています。
「15年ほど前には花をやめて花苗と野菜苗の生産にシフトして現在に至っています」。
平成21年夏から仙北こまちの会で取扱いを始めたオリジナル商品「いまさらとまと」は、菅原さんがその少し前から
栽培を始めていた大粒トマトのフルーツトマトバージョン。
味の評価として大切な甘さを示す糖度は、一般のトマトが5度程度なのに対して「いまさらとまと」は8度という高さ。
「甘みもさることながら、水っぽくなくて旨みが凝縮されているところが高い評価につながっているようですね」。
確かに「いまさらとまと」は味が濃く、昔懐かしい風味が特徴です。
その秘訣を菅原さんは、「どんな作物でも土が大切なのは言うまでもありませんが、私のトマト栽培は、一個一個の
生育の様子を見ながら、適度にイジメるのが特徴です」。
イジメるとは?
 「化学肥料を与えすぎるとトマト自身の育つ力が弱くなって病気になる。病気になると農薬をたくさん与える。
この繰り返しではしっかりした成長ができないのです」。
なるほど、これは人を育てることと同じです。
その分、トマトの様子に常に注意を払い必要があるでしょうし、有機肥料使用の大変さもあるでしょう。
「手間はかかるし収量も限りがありますが、それをしないのでは自信作と言えるトマトはできませんからね」と菅原さん。
「おかげさまで市場の反応も良好なので、次は、質の高さを維持した上での量産化や規格外トマトの有効活用としての
加工品なども考えているところです」と話す菅原さんのトマトづくりへの情熱は、ますます大きくなっているようです。

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